産業技術教育学会&長岡新潟旅行記

2009年8月20日〜24日

(06) 出雲崎・荒海と妻入りの街並み



 長岡の街から山を越えると出雲崎の町、よく利用したのが関原から県道48号線で石地に向かう経路です。途中に雪国植物園というのが出来ていました。峠のトンネルを抜けると・・・


・・・海が見えていたような気がしますが、曇っていてわかりませんでした。


 
国道116号線を超えると、JR越後線の踏切、この辺りは、昼間はほとんど列車がありません。この踏切の近くに石地駅があるのですが、隣接する郵便局の案内板はありましたが、石地駅の案内板はありませんでした。



石地駅、朝夕の通勤通学時間帯以外は、2〜3時間に一本しかない閑散とした駅で、子どもがホームでかくれんぼをしていました。ほぼ並行して走る国道116号線は片道2車線の区間もあり、石地駅附近で、県道48号線と交差するのですが、立体交差でランプ形式になっています。鉄道よりも道路が格段に整備されています。


 
 この日は時折激しく雨が降るような生憎の天候で、海も荒れていました。
芭蕉が読んだ、

   「荒海や佐渡に横たふ天の河」

この出雲崎から読んだ句です。


 
 出雲崎漁港近くのに妻入りの街並が残っています。天領だった この地は、「天領の里」と観光PRしています。


 
北前船の寄港地であり、佐渡からの金銀の荷揚げの地として栄えたそうです。


 
あまり観光地化されておらず、普通の街並みが多いので、町として自然な感じがします。


 
 古いポストがそのまま使われています。そして観光客相手ではない店が、普通に営業していました。


 
出雲崎は、良寛が生まれた地、良寛記念館が海の見える丘の上にあります。


 
 時折雨が激しく降りますが、でも日本海の「荒海」を見ることができたのは幸いでした。出雲崎を東に進むと・・・寺泊に至ります。



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